弁護士の使い方
私はトラブルなんてないから,弁護士は必要ないよ。
こんな声をよく聞きます。
この方は,「弁護士はトラブルにあってから頼むもの」と思っておられるのだと思います。
ある意味では正しいのですが,これは少し危険な考え方です。
平常時であれば,未然にトラブルを防ぐ対処をすることもできますし,選択肢もたくさんあります。ですが,トラブル時には選択肢は限定されて,しかも高い弁護士費用が発生してしまいます。何より,トラブルの渦中にあることで精神的に大きなストレスがかかります。
リーズナブルで,なおかつ精神的な平穏を保ち,未来志向で経営をしていくためには,平常時こそ弁護士に相談すべきだと思います。顧問契約というサービスもありますし,トラブルを事前に防ぐという意味での弁護士の使い方が一番賢いのではないかと思います。